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2026.01.12

【レポート】コエトコナイトvol.13,藍染キャンバスアートワークショップ

コエトコナイトvol.13/2025年11月26日
捨てる前にできること -藍染活用アップサイクル「何度でも、藍してる」-

藍染め体験工房(羽生市)/藍染作家 鈴木道夫さん
いとデザイン ヤマダヤスヒロさん


藍染作家の鈴木道夫さんと「いとデザイン」のヤマダヤスヒロさんによる対談形式で行われました。セッションでは、藍染の歴史や技法に加え、アルミや石を染めるなど、伝統に縛られない自由な素材選びの楽しさが語られました。特に印象的だったのは、鈴木さんの「藍染はセラピーである」という言葉です。40年もの間、第一線で活躍し続けてきた秘訣は、完成品の出来栄えを追うこと以上に、一日ぼーっと藍と向き合う「時間そのもの」を慈しむ姿勢にありました。
藍染には、生地を丈夫にし、染め直しによって新しい価値を与えるという実用的な側面もあります。しかしお二人の話からは、そうした機能性以上に、「完成までのプロセスや背景にあるストーリー」にこそ、私たちが大切にすべき本質的な価値が宿っていることが深く伝わってきました。

 

コエトコワーク 2025年12月7日
藍染キャンバスアートワークショップ

コエトコワーク 「藍染キャンバスアートワークショップ」を開催しました。 講師には、いとデザインの山田さん、藍染作家の鈴木道夫さんをお迎えし、ご自宅で眠っていた布切れや、着なくなった洋服を藍で染め、それをキャンバスに貼り付けて一つのアート作品に仕上げる企画です。当日は、子どもから大人まで約10名の参加者が集まり、会場は終始、和やかな空気に包まれていました。


布切れにどんな模様をつけるか。布ばさみや身近な道具を使って布を留めたり、巻き付け方を工夫したり、藍に浸す回数を考えたりしながら、一人ひとりが試行錯誤を重ねていきます。同じ工程でも、仕上がりは驚くほど多彩。思い思いの模様や色合いが少しずつ布の上に現れていく様子に、自然と会話も弾みます。


染め上がった布はキャンバスに貼り付け、作品として完成。最後は、出来上がった作品を手に、参加者全員で記念撮影を行いました。今回は合成藍を使用しましたが、鈴木さんが持参してくださった天然藍の深い色味や独特の香りに惹かれる参加者も多く、「今度はみんなで工房におじゃましたいですね」といった声も聞こえてくる、印象的な時間となりました。