ニュース
コエトコナイトvol.4-6「つながる、デザインとまち・社会」 レポート
コエトコナイトvol.4-6では、「つながる、デザインとまち・社会」をテーマにゲストをお招きしました。デザイナー、イラストレーター、ディレクターなどクリエイティブなお仕事をされているゲストに取り組み事例を紹介いただきながら、まちや社会とのつながりについてお話いただきました。
vol.4 2024年11月13日
HACTAC株式会社 瀧脇大典さん
瀧脇さんはデザイナー兼プロデューサーとして、さまざまな自治体や地域とともにお仕事をされています。自治体や地域とともにデザインを考える上で、気を付けるべき点や自治体特有の問題点、そしてそれをどのように解決したのかなどをお話しいただきました。
後半は川越をテーマに、川越の伝統的な織物である川越唐桟をどのように活用できるのか、トークセッションを行いました。伝統を守りつつ現代に馴染むようなデザインの可能性や、どのようにブランディングしたら商業として成り立つのか。経験豊富な瀧脇さんならではの発想力に、参加者も興味深く頷いてました。
vol.5 2024年12月18日
THE SUN 安田太陽さん
THE SUNは安田さんのお名前でもある太陽に由来し、個性を尊重し、最大限に活かし、課題解決・新規創造を、デザイン・ブランディングを通じてされています。安田さんは川越市喜多町にある、アート・ものづくりの発信拠点「弁天長屋」を中心にさまざまな活動をされています。デザイン・ブランディングを生業としつつ、地元川越ではひらた舟の船頭として地域に関わられています。職業人として大切にしていることから、「人生とは何か」という哲学的なテーマまで示唆に富んだ内容でした。
vol.6 2025年1月22日
デザインてとて 長井康行さん
長井さんが大切にされている「伝える」の源にある素直な気持ちについて、制作事例の紹介を通じて伺いました。どんなに魅力的な情報(HPやSNS、チラシなど)を作っても、それがターゲットに届かなければ意味がありません。情報をターゲットにつなげることができるのは、ニュース(知りたいことや知ってもらいたいこと、伝えたいこと)です。そのニュースが何かを一緒に考えるところから仕事が始まることもあるとの話を聞き、デザインの奥深さと難しさを感じました。