コエトコ

コエトコについて

ステートメント

「川越市文化創造インキュベーション施設(愛称:コエトコ)は、川越に残された貴重な建物である旧川越織物市場と旧栄養食配給所を復原し、令和6年(2024)4月にオープンした施設です。

ここでは、これからの川越の未来をつくる新しいクリエイターの創業支援や地域の方や来訪者との交流を通じた新たな価値創造、これまでの建物の歴史や活用経緯の展示などを行っています。敷地内や展示室、カフェなどは、どなたでもお入りいただけます。

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名称 川越市文化創造インキュベーション施設
愛称 コエトコ
所在地 〒350-0056 埼玉県川越市松江町2丁目11番地10
敷地面積 1,475.85㎡
延床面積 1,042.39㎡
主な建物の特徴など
①旧川越織物市場 東棟
②旧川越織物市場 西棟
③旧栄養食配給所
市指定文化財・平成17(2005)年指定
①明治43(1910)年創建・木造2階建て・394.13㎡
②明治43(1910)年創建・木造2階建て・389.99㎡
③昭和9(1934)年開設・木造2階建て・171.30㎡
施設開館時間 9:00〜17:00
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始12/29〜1/3、施設点検日
運営・所管部署 川越市 都市計画部 都市景観課 文化創造インキュベーション施設
運営支援業務受注者 iop都市文化創造研究所・ユニークエディションズ連合体

旧川越織物市場から、コエトコへ。

「川越市文化創造インキュベーション施設(愛称:コエトコ)は、川越に残された貴重な建物である旧川越織物市場と旧栄養食配給所を復原し、令和6年(2024)4月にオープンした施設です。

旧川越織物市場は、衰退にあった織物流通業界の起死回生策として明治43年(1910)に建てられた織物取引の場です。
市場建築として様々な特徴を残す産業遺構として希少性の高い建物となっています。

旧栄養食配給所は、昭和9年(1934)に近隣の中小織物工場へ給食を配給するために設立された施設です。昭和初期には工場労働者の栄養改善を目的にした同様の施設が全国的に建てられましたが、現在では、当時の姿をそのまま残す遺構として判明している中で、唯一のものとなっています。

両施設とも希少性の高い産業遺構として、平成17年(2005)に市の有形文化財に指定されています。

旧川越織物市場 東棟・西棟と旧栄養食配給所は、文化財特有の修理手法の一つである「全解体修理」を採用。一度、全ての部材を手作業で取り外した後、部材を補修し、再度組み立てを行うという方法で、建物をよみがえらせました。

旧川越織物市場整備事業についてはこちら

コエトコ

ステートメント

新しい地域価値の創造や地域課題の解決というこの施設のコンセプトを、今あるものを「越え(コエ)る場所(トコ)」という意味を名称に込めました。
「コエトコ」という音の響きに親しさや気軽さを感じてもらうことで、利用される方に親しまれる施設となることを期待しています。

愛称・コピー・ステートメント制作|岡本 欣也、武井 宏友(株式会社 オカキン)